税金 支払えない

相続税の税金が払えない場合

相続はある人が亡くなった際に、その人が残した財産を子供や配偶者、関わりの深い人などが引き継ぐもので、現金だけでなく不動産や車など名義人となっている物はすべて相続の対象になり有価証券についても引き継ぎの対象になります。

 

引き継ぐだけなのでそこに費用がかかるとは思いもしないと思いますが、財産を引き継ぐ際には相続税という税金の支払いが必要になり、高級な資産を受け継ぐほど支払いの負担は大きくなります。

 

相続を受けるのがお金であれば、引き継ぐお金の中から必要な税金を支払うこともできるので、手元に入るお金が少なくても負担そのものはさほど大きくありません。

 

これが不動産などの財産になってくると売却しないことには現金化することはできないので、そのまま引き継ぐことになると相続税の支払い負担はそのまま増えます。

 

そのため、遺産相続をしたいのに税金が支払えないという理由で相続ができないというケースもあり、その場合は資産を売却することによって必要なお金を用意するか場合によっては相続を放棄するという選択肢を取る人もいます。

 

また、資産を売却する場合に多いのが不動産の売却ですが、持っている不動産がすぐに売却できるとは限らず、特に価値が低い不動産の場合は買い手がいつまでも見つからないことで資金が手元に全く入ってこないような状態が続いてしまうこともあります。

 

昔は税金が支払えない場合も物納することによって対応することができていましたが、21世紀に入り税に関する法律が改正されてからは物納することができなくなりました。

 

また、相続税の基礎控除が下がったことによってこれまでは遺産相続時に相続税が発生する割合はせいぜい4%前後だったのが、法律の改正によっておよそ二倍の8%前後になり、昔に比べると相続税を支払うべき人の割合は増えています。

 

基本的に相続する財産が高額になればなるほど支払うべきお金も増える累進税率が基本になっているので、受け継ぐ財産が資産価値の非常に高い不動産である場合は相続税が支払えないことも十分に想定されます。

 

ただし、相続税にはさまざまな対策方法も用意されており、節税の方法がいくつかあるので上手に利用することによって本来支払うべきお金よりもかなり抑えることができます。

 

また、基礎控除ギリギリのところになりそうな場合は節税することによって相続税の支払いを逃れられる場合もあるので高額になりそうな場合は税理士や弁護士に相談するのも方法の一つです。